お菓子作りにも使えます。写真は、柑橘のコンポートと砂糖菓子。
さっぱりした甘さとしっかりとしたこくとわずかな酸味も。煮物におすすめ
生産者情報など: | はたの包装(千葉県佐倉市) |
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次回取扱予定: | 149号(12月2日(月)〜12月8日(日)お届け) |
原材料: | さとうきび |
なるほど台所帖
「『大地を守る会の砂糖』と一般的に売られている上白糖の違いは?」「大地を守る会の砂糖は上白糖と同じように使えますか?」今回は、砂糖にまつわる疑問にお答えします。
栄養が残り、こくのあるきび糖
「大地を守る会の砂糖(種子島育ちのさとうきび粗糖・喜界島育ちのさとうきび粗糖)」は、サトウキビの搾り汁からゴミを取り除いて煮詰めて液晶化した後、表面についた不純物を取り除いたものです。一方、上白糖はきび糖をさらに精製し、糖分以外の栄養や不純物を取り除いたもの。きび糖にはサトウキビのミネラルが残っているためこくがあります。上白糖にはミネラルはほとんど含まれず、舌ざわりは軽やかでくせのない風味です。
料理をおいしく仕上げたいときは、きび糖の出番!
きび糖は上白糖と同じように料理やお菓子作り、コーヒー、紅茶に入れるなど幅広く活用できます。特に煮物などでこくを出したいときには、きび糖を使うと一層おいしく仕上がりますよ。メレンゲなどのお菓子作りでは、きび糖をある程度溶かした方が仕上がりの良い場合があります。砂糖は、温度や湿気の変化を繰り返すとかたまったり、においがつきやすくなったりするので、密閉できる容器に移し替えて保存してくださいね。
- 鹿児島県喜界島のサトウキビだけで作りました
- 栽培に適した土壌で育った深みのある味わい
- サトウキビ本来の風味が料理の味を引き立てます
ミネラルを含み、風味豊かな「大地を守る会の砂糖」
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豚肉の角煮など、煮ものに最適。独特の風味がおいしいですよ。
精製度合が低いため、上白糖にくらべミネラルを多く含んでいます
大地を守る会の砂糖は、「洗双糖」と「喜界島限定きび糖」の2種類があります。洗双糖やきび糖は、カルシウムやカリウム、鉄、リンなどのミネラルを上白糖より多く含んでいるのが特徴です。
ミネラルを含み、風味豊かな「大地を守る会の砂糖」
上白糖と洗双糖やきび糖では、サトウキビの精製方法に違いがあります。洗双糖やきび糖は、サトウキビの搾り汁からゴミを取り除き、煮詰めて結晶化したのち、表面についた不純物を取り除いて完成させます。一方、上白糖は洗双糖をさらに精製して製造します。このように洗双糖やきび糖は精製度合が低いため、上白糖にくらべミネラルを多く含んでいます。
風味の点から言うと、サトウキビのミネラルが残っている洗双糖やきび糖にはこくがあります。煮ものなどに使うとこの独特の風味が生かされて、よりおいしく仕上がります。また、まろやかな甘みを生かした焼き菓子などにもおすすめです。一方、上白糖は舌触りが軽やかで、くせのない風味です。
「洗双糖」と「喜界島限定きび糖」の違い
「洗双糖」と「喜界島限定きび糖」との違いは、サトウキビが栽培されている気候風土(大地を守る会の場合、洗双糖は種子島、きび糖は喜界島)や、サトウキビの品種の違いです。製糖メーカーも異なります。
使い方
上白糖と同じように料理やお菓子作り、コーヒー・紅茶に添える等々、幅広く使用できます。ただ、メレンゲなどのお菓子作りに使うときは、ある程度溶かしてから用いたほうが仕上がりが良い場合があります。また、煮ものなどに使う場合は、途中でアクを取り除くとよいでしょう。
保存
砂糖には、温度や湿度の変化にさらされると固まってしまったり、においがつきやすいという性質があります。開封後は密閉できる容器に移し替えて保存してください。
大地を守る会の砂糖(喜界島育ちのさとうきび粗糖) のレビュー
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お砂糖なのにきびの香り?なのか嗅いだことのない少しくせのある香りがします。料理等に入れてしまえば香りは気になりませんがコクがありおいしいです。