大人の献立
スペアリブの柑橘ジンジャーソース
【作り方】
- ①鍋を火にかけ、温まったら解凍しておいた豚スペアリブを入れ、肉から出る脂で焼く。表面が焼けたら水200mlを加え、ふたをして弱火~中火で20~25分間煮る。
- ②スペアリブがやわらかくなったら、煮汁にマーマレードを加え、すりおろした生姜、醤油、塩を入れてからさらに煮て、汁気が程よく煮詰まったら火を止める。
- ③器に盛り、サワークリームを添えていただく。
※ スペアリブの力強い味わいをマーマレードの味付けでさわやかな甘みに仕上げるメニュー。さらにサワークリームを添えることでまろやか、かつさっぱりといただけます。スペアリブがある程度やわらかくなってから調味するのがこつです。
おもてなし上手の手間なしプレート
何時間もキッチンに立って手の込んだ料理を準備するおもてなしもすてきですが、先に準備できるレシピがあれば、気負わずにお客さまと一緒に楽しいひとときを過ごすことができます。手のかかるスペアリブも調味料を加える段階まで作っておけば、お客さまが着席されてからすぐにお出しできます。
監修/遠田 かよこさん
エンタクッキングスタジオ主宰。『カタログ 大地を守る』のフードスタイリングを手掛けるフードディレクター。薬膳アドバイザー、国際薬膳食育士としても活躍。
豚のサインをくみとり、理解できるようになってきました。
最初は右も左もわからず、生き物が相手ゆえの難しさを痛感する毎日。他業種から就農した私は、豚が今どういう状態で、どうしてほしいのか、自分で判断することができませんでした。言葉を話せない豚は、行動や鳴き声、呼吸ひとつで私たちにサインを発信してくれます。父や先輩生産者の方に学びながら、日々、豚と接しているうちに、少しずつですが私も、豚のサインをくみとり、理解できるようになってきました。最初は苦労した管理や豚の移動なども、今では、豚の状態に合わせて、スムーズにできるようになっています。
豚から学び、これからもおいしいお肉をお届けします
今でも、豚からさまざまなことを学んでいます。これからも、豚のサインを見逃さず、声をよく聞き、豚にとって良い環境を整えたいと思います。そして、皆さんにおいしい豚肉をお届けします。
仙台黒豚会:久保 至勇(よしゆき)
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仙台黒豚会の久保勇さん(右)と息子の至勇さん(左)
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成長に合わせて5種のオリジナル飼料を与えます
黒豚(バークシャー種)血統を50%受け継いだ、とろける脂身と濃いうまみの赤身が自慢。こだわりの飼料で、健康に、ていねいに飼育しています。「冷凍豚スペアリブ」は、身が締まって食べごたえ十分。血統と飼料に自信あり。仙台黒豚会の豚肉をどうぞ。
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豚バラ肉をろっ骨ごとカット。骨からしみ出るうまみでこくのある味わいに。
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焼くのはもちろん、煮物やスープなどいろいろな料理で楽しめます。
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煮込む場合は水から下ゆでして、脂やアクを抜いて。焼く場合は酢などに漬け込むとやわらかに。