写真上からアジアの屋台料理、海南鶏飯(かいなんけいはん)、枝豆入り中華おこわ、コーン&ベーコンごはん。いずれも炊飯器で作れます。
ぷちぷち食感の夏の風物詩! ゆでて、ふかしてガブッとどうぞ
次回取扱予定: | 125号(6月17日(月)〜6月23日(日)お届け) |
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原材料: | とうもろこし |
- ※虫害の広がりを防ぐため先端をカットしたり、実入りを確認するため、皮をむいてお届けする場合があります。
暮らし上手のヒント
夏だって、炊き込みごはん
ハレのごはん、ケのごはん。飯碗の中身を日常と特別で分けるなら炊き込みごはんはハレとケの間。
いくつか季節の定番を持っておくとくり返す日常に新しい風を呼び込めます。一見難しそうに思えますが、手順は通常の炊飯に+1ステップのみ。具の準備が加わるだけです。
たとえば中華おこわなら具を炒めて、海南鶏飯なら具をゆでて、あとはのせて炊くだけででき上がります。
長雨のトンネルを抜けたら季節は夏。暑くても食欲がわくメニューを、予習しながら梅雨明けを待ちましょう。
「具を準備」「炊飯器で炊く」、2ステップでらくらく
※すべて炊飯器の通常モードで炊く。
コーン&ベーコンごはん
コーン&ベーコンごはん (白米2合分)
とうもろこし1本(芯からはがすように縦切りしてから粗く刻む)、ベーコン5枚(1cm幅)、バター1片、塩ひとつまみを、2合分の水加減をした白米に入れて炊く。
パセリのみじん切りを振りかける。
海南鶏飯
海南鶏飯 (白米2合分)
鶏モモ肉1枚、長ねぎ1本(ぶつ切り)に、にんにく1片(みじん切り)、塩小さじ1、酒50ccを加え水400mlでゆでる。
研いだ米にゆで汁を2合分の水加減で入れ、鶏肉をのせて炊く。
盛り付ける際に鶏肉を2cm幅に切る。
枝豆入り中華おこわ
枝豆入り中華おこわ(白米1合、もち米1合分)
長ねぎ1/2本、焼豚100g、水で戻した干ししいたけ3枚、生姜適量を刻み、素干しエビ大さじ3とごま油で炒める。
醤油大さじ1、きび砂糖大さじ1/2、塩・酒各適量を加え、水分がなくなるまで煮詰めたら、研いだ米に干ししいたけの戻し汁を加えた2合分の水加減をして、具をのせて炊く。
仕上げに枝豆を混ぜる。
とうもろこしを使ったレシピ
とうもろこしと豚肉のキムチ炒め
豚キムチと炒めて際立つ、とうもろこしの甘み、食感。
とうもろこし | 1本 |
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白菜キムチ | 100g |
豚カタローススライス | 200g |
おろしにんにく | 1片分 |
みりん | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
なたね油 | 大さじ1 |
【作り方】
- ①とうもろこしは下ゆでして半分に折り、包丁で軸から粒を大きく削り取る。白菜キムチは食べやすい大きさに切る。豚肉は食べやすい大きさに切り、おろしにんにくとみりん、醤油をもみ込んで10~15分おく。
- ②フライパンに油を熱して豚肉を炒め、火が通ったら白菜キムチを加え、全体を炒め合わせる。
- ③キムチが全体になじんだらとうもろこしを加え、ざっと炒め合わせて器に盛り付ける。
【メモ】
下味を付けた豚肉とキムチで味が決まるので、炒め始めてからの味付けは不要。とうもろこしのしゃきっとした食感と甘みがポイントです。
簡単♪ とうもろこしごはん
炊飯器まかせでお手軽
とうもろこし | 1本 |
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白米 | 2合 |
塩 | ひとつまみ |
酒 | 大さじ1 |
昆布(5cm四方) | 1枚 |
【作り方】
- ①研いだ白米と昆布、塩、酒を炊飯器に入れる。
- ②生のとうもろこしは包丁で粒を削り取って①に加え、普通の炊き方に水加減をして炊く。
- ③炊き上がったら昆布を取り出し、しゃもじで全体をさっくりと混ぜる。
レシピ制作:松丸 江美
下ごしらえのコツ
下ゆでの際は、皮を最後のひと巻き残して水からゆでて、沸騰したらそのまま5分ゆでてざるに上げます。電子レンジなら600Wで3分。粒がぷりっとしてジューシーに仕上がります。
なるほど台所帖
旬の野菜を鮮度良く保存するためには、野菜の呼吸を止めて劣化を防ぐことが大切。
ラップでしっかりと包んでから冷蔵庫へ
野菜は収穫後も呼吸を続けていて、徐々に水分が失われて劣化します。呼吸を止めるためにはラップで包んでから冷蔵庫に入れるのが効果的。面倒なときは「やさいエコバッグ P-プラス M」などのジップ付きバッグを使うとらくです。しかし、呼吸が激しく味の劣化も早いとうもろこしなどはできるだけ早くゆでましょう。
使い切れないときは冷凍して、凍ったまま料理に
冷凍する場合は1カ月を目安に、風味が落ちる前に使い切りましょう。調理するときは、食感が落ちないように凍ったまま使うのがおすすめです。
おいしいひみつ
おいしいひみつ1
甘みがあふれ出す、ぷりっぷりの粒
健康な畑で育った旬のとうもろこしです。ぷっくりとした粒は、甘くみずみずしい味わい。皮が薄く、シャキッとした食感が楽しめます。
おいしいひみつ2
すぐにゆでて、うまみと風味を逃さずに
届いたら、風味を保つためにできるだけ早くゆでましょう。大きな鍋で水からゆでるのがポイント。採れたてのような甘みを楽しめます。
おいしいひみつ3
ゆでて、焼いて、ガブッとどうぞ
まずはシンプルにゆでとうもろこしで。素材そのものの豊かな味わいをご堪能ください。香ばしいバター醤油焼きにしても美味。
生産者情報
天恵グループの皆さん
この時季お届けするとうもろこしの主な産地、愛知県田原市の天恵グループでは、とうもろこしをぜいたくな「一本採り」で収穫します。とうもろこしは、1つの木に数本の雌穂(可食部分)ができますが、1本だけを残して小さいうちに収穫(この収穫したものがベビーコーンです)。これにより、残ったとうもろこしには、うまみが集中して、サイズも立派に育つのです。また、収穫と同時に糖度が落ち始めるとうもろこし。気温の低い朝4時から採って、冷蔵で管理し、呼吸を抑えて休眠状態にすることで、甘みを保ちながら皆さんのもとへお届けします。
とうもろこし 1本 のレビュー
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