
おいしくて安全な作物を消費者に届けたいという思いに賛同した生産者が集まってできたグループ「福島わかば会」の高林邦男さん。有機質肥料により、微生物のバランスを良い状態に整え、健やかな土壌を維持しています。
生産者情報など: | 有機、無、減/長崎有機農業研究会、飯島 利巳智、栗田 和巳、他/群馬県、埼玉県、千葉県、徳島県、長崎県、熊本県 |
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次回取扱予定: | 114号(3月31日(月)〜4月6日(日)お届け) |
原材料: | トマト |
「トマトは出始めの今がおいしい」。その秘密は、「水切り」にあります。水切りとは、極力水を与えない栽培方法で、これにより実のなかに、甘みが凝縮します。たとえば、福島わかば会のトマトの場合、暑さも序盤の5月ごろは水やりを抑えても栽培が可能。縦に伸びる一本の主幹の下から一段二段と結実していくトマトですが、実り始めの下の段は水分が少ない分、甘みが濃厚になります。夏野菜のトマトも、糖度で選ぶなら初夏。はしりの今が狙い目です。
化学肥料を使わない栽培に取り組む意欲のある生産者が集まって、1977年に発足した「福島わかば会」。特にこだわっているのが土作り。生産者手作りの「ぼかし肥料」という有機質肥料により、微生物のバランスを良い状態に整え、病気にかかりにくい健やかな土壌を維持しています。福島わかば会の生産者の一人である、高林邦男さんのトマト作りは、12~1月ごろに苗の植え付けから開始。収穫、出荷は4月ごろから始まります。
トマトの栽培は水やりの加減との戦い。元来乾燥地帯で生まれたトマトは、水切りにも強い作物ではありますが、水を抑え過ぎると、くたっと元気をなくしてしまいます。一方水が多過ぎると薄味になるほか、形が悪く、病気にかかりやすくもなります。人の手によって水分をコントロールする細やかな気使いを重ねながら栽培された初夏のトマトは、糖度が6度以上にもおよび、その甘みはフルーツトマトを超えることもあります。生でかじりつくもよし、塩でうまみを引き出すもよし。初夏のおいしさを、ぜひお楽しみください。
おいしくて安全な作物を消費者に届けたいという思いに賛同した生産者が集まってできたグループ「福島わかば会」の高林邦男さん。有機質肥料により、微生物のバランスを良い状態に整え、健やかな土壌を維持しています。
水を抑えるといびつになるため、形よく作るのが難しい大玉のトマト。出荷後、お届けの過程で赤く熟れていきます。
きらきら熟れて、実りたて。「はしり」の今こそ味わいどき。
豚しゃぶしゃぶ用肉 | 200g |
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トマト | 2コ |
生姜 | 1かけ |
青じそ | 4枚 |
長ねぎ | 7cm |
塩 | 小さじ1/2 |
ごま油 | 大さじ1 |
【作り方】
【メモ】
トマトの清涼感と相まってさっぱりと食べられる肉メニュー。薬味野菜とトマトをしっかりなじませるのがポイントです。
とろとろのみずみずしさ
トマト | 1コ |
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刺身用マグロ赤身 | 柵 |
アボカド | 1/2コ |
ドレッシング | 玉ねぎ1/4コ、醤油、オリーブオイル、酢各適量 |
【作り方】
トマトは湯むきして、種を取り除いてざく切り、アボカドとマグロは角切りにする。
マグロはさっと湯通しして水気を切る。
ボウルに玉ねぎをすりおろし、醤油、オリーブオイル、酢を加えて混ぜ合わせたら、具材を加えてよく和える。
トマトは丸ごとラップに包んで冷凍庫へ。流水解凍で皮もつるっとむきやすく、凍ったまますりおろしてトマトソースを作ったり、カレーに加えたりもできます。夏場はミキサーでガスパチョ作りにも便利。
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